山口県立東部産業技術学校の
服飾ファッション科の生徒に
ワープロを指導していたとき
ブラインドタッチを
既にマスターしている生徒がいた.
その子に
"君はセンスがいいね.
ワープロ検定は
3級ではなく2級でもすぐ
合格できる!" と
話したところ
その女の子は
ケラケラと笑い出した.
"吉田先生
それは間違いです.
私は県立某商業高校で
ワープロ習ったのですが,
担当の教師から
センスがないといって
受験すらさせてもらえなかったんですよ"
私は
"商業高校の先生が間違っている.
あなたは
すでにワープロをマスターしてる." と語りかけると
私のすぐ後ろでその話を聞いていた
服飾ファッション科の
藤井先生が語りかけてきた.
"吉田先生
今の話ほんとうですか?"
私が
"ほんとうです!" と断言すると
藤井先生は
"この子には
ワープロ検定の3級ではなく
2級を受験させます.
すぐ手続きを変更してきます"と言って
教室を離れた.
試験官の情報ビジネス科の教師から
"情報ビジネス科の生徒ですら
ワープロ検定2級の合格は難しいのに
服飾ファッション科の生徒が
合格できるはずがない"と言われた藤井先生,
"吉田先生が2級に合格すると断言されたので
2級を受験させてください"と
くいさがって了承をとってきた.
その商業高校を卒業すると同時に
服飾ファッション科に入ってきた
その女の子
ワープロ検定2級に1度で合格した.
私は
合格後
その女の子に語りかけた.
"君はデザインも上手だね.
パソコンを使った
コンピュータグラフィックを
習ったほうがいい.
君はいい服飾ファッションの
デザイナーになることができる!"
そのとき
その女の子は笑わなかった,
うれしそうにうなづいた.
私は思った.
山口県立某商業高校の教師は
その女の子の才能を知って
パソコンが使える単なる事務員のまま
終わらせないで
その女の子が服飾ファッションデザイナーとして
その女の子にあった職業につくことができるよう
あえてワープロの検定試験を
受験させなかったのではないかと.
教育的配慮の
真偽のほどは
わからないけれど・・・.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
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