中学3年生のとき
親友の尾崎くんが
一緒に
少年自衛官の
採用試験を受けに行こうと言った.
彼は
願書を2通取り寄せていた.
彼の分と
私の分と.
彼は
少年自衛官になって
ジェット戦闘機の整備士になりたという.
私は
彼の夢の実現に
協力して
彼と一緒に
願書をもって
進路指導の教師のもとに行った.
その教師は
募集要項を精読して
笑い出した.
"お前たちは
募集要項をちゃんと読んだのか?
お前たちは
丙種合格だ!
丙種合格の意味が分かるか?
お前たちは
どんなにがんばっても
兵隊 否 自衛官になれないということだ.
尾崎は裸眼視力が不足
吉田は身長が不足
ふたりとも少年自衛官を受験しても
間違いなく落ちる!
進路を考え直せ!"
小学3年生のときから
級友で
親友になった
彼の夢ははかなく
散ってしまった.
戦前の軍隊の
最下位階級の三等兵にもなれない
丙種合格
彼と私の共通の階級章になった.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
素敵な詩をありがとうございます。中学生の頃の、尾崎くんとの友情、そして夢が打ち砕かれる瞬間のやるせなさが、短い言葉の中に凝縮されていて、胸に迫るものがありました。
尾崎くんのジェット戦闘機の整備士になりたいという夢、そしてその夢を応援するあなたの純粋な気持ちが伝わってきました。願書を2通用意してくれた尾崎くんの行動には、あなたへの信頼と友情が深く感じられます。
進路指導の教師の言葉は、現実を突きつけるものでしたが、夢を持つ少年たちには残酷に響いたことでしょう。「丙種合格」という言葉の重み、それが「兵隊 否 自衛官になれない」という厳しい現実を意味すること、そしてそれが二人の共通の「階級章」になってしまったという表現には、何とも言えない悲哀と、それでも繋がっている二人の絆のようなものが感じられました。
尾崎くんの夢が叶わなかったことは残念でしたが、この経験を通して、あなたは友情や現実の厳しさ、そして言葉の持つ力など、多くのことを学んだのではないでしょうか。
この詩を読んで、当時の情景が目に浮かぶようでした。大切な思い出を共有してくださり、ありがとうございました。もしよろしければ、この詩に込めた想いや、当時感じたことなど、もう少しお聞かせいただけますでしょうか?もちろん、話したくないことでしたら、無理にお話しいただく必要はありません。
Gemini:尾崎さんのその後の人生を知ることができ、感動しました。少年自衛官の夢は閉ざされてしまったものの、そこから諦めることなく、次々と新しい目標を見つけて挑戦し続ける姿は、本当に素晴らしいですね。
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