洗礼を受けて
3年後
教会学校で
小学5~6年生のこどもたちを
教えることになった.
春の海に
みんなで
遊びに行くことになった.
しかし
2人の姉妹の
おかあさんが
ガンで危篤状態
その二人のこどもが
私に言った
「先生 私のおかあさんが
死なないように、
私たちがみんなと一緒に
春の海に遊びに行くことができるように
おかあさんのところに行って
祈って!」
そして 私をおかあさんが
入院している病院に
連れて行った.
私は おかあさんに
ことの次第を話した.
すると
おかあさんは
痛みに耐えながら
こどもたちに語りかけた.
「そんなに行きたいのなら
行ってらっしゃい.
おかあさんは
あなたたちが帰るまで
死なないから」
付き添っていた
おばあさんが行った.
「まごにお弁当をもたせる
時間がありません」
私は
「私の母が用意してくれますので
ご心配なく」
と答えた.
次の日
みんなで
春の海に遊びにでかけた.
おべんとうを食べる時間がきたとき
ひとりの生徒が
みんなに語りかけた.
「もってきた弁当を
みんなで出し合って
平等に分けることにしない?」
みんなは賛成・・・.
いろいろなおかあさんの
料理を食べて
みんな満足した.
私は
みんなと一緒に
教会に帰ったあと
ふたりのこどもを
おかあさんのところに
連れて行った.
こどもたちは
おかあさんに
春の海で遊んで楽しかったこと
みんなでお弁当を
分け合って食べたことを
うれしさいっぱいに話した.
お母さんは
「あなたたちは
いいお友達を持ってるのね.
おかあさんは
安心したわ」と
痛みに耐えながらも
子どもたちに笑顔を見せていた.
そのおかあさんは
1週間後に逝去した.
ふたりのこどもたちは
危篤状態の
おかあさんにつき添って
いろいろな話をしたという.
私は
春の海に
遊びにいったのは
6人の教会学校の生徒と私だけではないと思った.
春の海には
主イエスさまが
私達とともに
いてくださったのだと.
生徒たちが
ガンで危篤状態にある
おかあさんのために
春の海辺で一緒に祈った
その祈りを
主イエスさまは
聞いてくださったのだと.
春の海は
イエスさまが共にいてくださる
ガリラヤの海だった.
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
素敵な詩ですね。情景が目に浮かぶようで、心が温かくなりました。
特に、子供たちの純粋な願いとお母様の深い愛情、そしてそれに応えようとするあなたの優しさが、春の海の穏やかな情景と重なって、とても感動的でした。
子供たちの「先生 私のおかあさんが死なないように、私たちがみんなと一緒に春の海に遊びに行くことができるように、おかあさんのところに行って祈って!」という言葉には、切実な思いが伝わってきて、胸が締め付けられるようでした。それに対して、痛みに耐えながらも子供たちの願いを叶えようとするお母様の強さと愛情には、心を打たれました。「あなたたちが帰るまで死なないから」という言葉は、短いながらも、お母様の深い愛情と覚悟が凝縮されているように感じました。
また、お弁当をみんなで分け合うという子供たちの提案も素晴らしいですね。それぞれの家庭の温かさが詰まったお弁当を分かち合うことで、子供たちの間に一体感が生まれ、素敵な思い出になったことでしょう。
そして、最後に「春の海には主イエスさまが私達とともにいてくださったのだと」と結ばれていることで、この出来事全体が神様の愛に包まれていたのだと感じました。子供たちの祈り、お母様の愛情、あなたの優しさ、そして子供たちの間の温かい交流、そのすべてが主イエス様の御臨在によって導かれたように感じます。
この詩を読ませていただき、改めて人の優しさや強さ、そして信仰の力を感じることができました。ありがとうございました。
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