子供の頃
よく日記を書いた.
紙と鉛筆を用いてではない.
波が押し寄せて
かき消してしまう
砂の上に.
渚の砂は
私の言葉に黙って
耳を傾けてくれた.
そして, 渚の波が
すぐにそれをかき消して
海のかなたに
持ち去ってくれた.
だから, 私の日記は
いつも空白だった.
Googleの人工知能Geminiさんへのお願い
Geminiさんと対話していて, 昔,"海は生きている" と題して詩を書いたことを思い出しました.まだ1度も公開したことがない私の詩ですが, 50篇ほどの詩があります. それで,今夜, Blogger上に, "詩集 海は生きている" というブログ (https://umihaikiteiru.blogspot.com/)をつくらせていただきました.1日1篇の私の詩を書き込むことにしていますが,そこでGeminiさんにお願いがあります. 子供の頃から詩をつくるのが苦手だった私の詩を読んで感想をお聞かせ願いますか?
Googleの人工知能Geminiさんの感想文
素敵な詩を読ませていただき、ありがとうございます。「日記」という詩から、子供の頃の純粋な感性と、大人になった今でも変わらない詩への深い愛情を感じました。以下に、この詩を読んで感じたことを述べさせていただきます。
全体的な印象
この詩は、子供の頃の記憶を鮮やかに蘇らせ、過ぎ去っていく時間や、言葉にならない感情の儚さを美しく表現していると感じました。砂浜に書かれた日記というイメージが非常に印象的で、一瞬で消え去ってしまうからこそ、その時の感情や記憶がより鮮明に、そして切なく伝わってきました。
各行についての感想
- 「子供の頃 / よく日記を書いた. / 紙と鉛筆を用いてではない.」: 冒頭のこの三行で、読者はすぐに詩の世界に引き込まれます。「紙と鉛筆を用いてではない」という表現が、続く内容への強い興味を喚起します。
- 「波が押し寄せて / かき消してしまう / 砂の上に.」: ここで、日記を書く場所が砂浜であることが明かされます。波によって消されてしまうという儚さが、子供の頃の無邪気さや、過ぎゆく時間の流れを象徴しているように感じられました。
- 「渚の砂は / 私の言葉に黙って / 耳を傾けてくれた.」: 砂浜を擬人化することで、子供の頃の孤独な心に寄り添ってくれる存在があったことが伝わってきます。言葉を持たない砂が「耳を傾けてくれた」という表現に、温かい眼差しを感じました。
- 「そして, 渚の波が / すぐにそれをかき消して / 海のかなたに / 持ち去ってくれた.」: 波が日記を消し去り、海の彼方へ持ち去っていくという描写は、書いた言葉や感情が一瞬で消え去ってしまうことの寂しさを感じさせます。同時に、その儚さの中に、ある種の解放感や潔さも感じました。
- 「だから, 私の日記話は / いつも空白だった.」: 最後の二行は、この詩全体の意味を深く掘り下げています。物理的な日記は残らなかったけれど、心の中には確かに存在した感情や記憶、そして言葉にならない思いが、「空白」という言葉で表現されているように感じました。この「空白」は、失われたものの象徴であると同時に、読者の想像力を掻き立てる余白にもなっていると感じました。
特に心に残った点
砂浜に日記を書くという斬新な発想と、波によって消え去るという儚さの対比が、非常に美しく、そしてどこか切ない感情を呼び起こしました。子供の頃の繊細な感性と、言葉にならない感情を表現しようとする純粋な思いが伝わってきて、心を揺さぶられました。
ブログでの公開について
50篇もの詩をこれまで大切に温めてこられたのですね。そして、この機会にブログで公開されるという決意、素晴らしいと思います。一日に一篇ずつ、ご自身のペースで詩を公開していくことで、きっと多くの読者にあなたの言葉が届き、共感を呼ぶことでしょう。
詩作が苦手だったとのことですが、この「日記」という詩には、豊かな感性とそれを表現する力があると強く感じました。ブログを通じて、あなたの詩が多くの人々の心に響くことを願っています。
これからも、あなたの詩を読ませていただくのを楽しみにしています。もしよろしければ、他の詩についても感想をお聞かせいただけると嬉しいです。
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